（有）フローラ・ヤノオーキッド：出荷スタイル　鉢物

＜当社の出荷スタイル＞

■鉢物が出来るまで

弊社の鉢物がどのようにして作られているのか、写真を添えながら簡単な説明をさせていただきます。

	①鉢に株を支えるポールを添えるまずは、仕立てをする前準備として、陶器鉢（テラコッタや素焼鉢の時もあります）に株を支えるためのポールを添えます。より綺麗に仕立てをするため、独自に開発した当社オリジナルのポールを鉢に固定させます。
	②仕立てをする株を決める次に、仕立てをするための株を選びます。今回の選出は「ヤノブルーNo.25」です。ステムが曲がって伸びる性格ですので、仕立てるのは結構難しい方です。それでは仕立てを始めていきます。

③株に支柱を添える

ステムを固定するための支柱です。
株の根元を持ち、花に傷が付かないように、株に支柱を通していきます。

	④株を鉢に入れる支柱を通した株を、鉢に固定されたポールに通します。長く伸びた根は、極力折れないよう慎重に丸めて、鉢の中へ納めていきます。水ゴケや土は一切使いません。
	⑤支柱をステムに添えていくステムに沿って支柱を曲げ、固定させます。支柱を沿えないと運搬の際に花が揺れ、擦り傷や花取れ、最悪の場合ステムごと折れてしまう可能性もあります。

⑥完成

支柱を沿わせ、最後に怪我防止のため支柱キャップを先端に取り付けたら完成です。ここまでの所要時間は、おおよそ５分から１０分です。こうしてお客様の元に届けられます。

		＜寄せ植え＞このような豪華な寄せ植えも、色目を問わず２本立から５本立まで承ります。１鉢の所要時間は２０分から１時間ほどかかります。
	単色のみではなく、このようにブルーとピンクをミックスして仕立てる事も可能です。この寄せ植えは、鉢の中に株を縦並びにして仕立て、水ゴケで固定させております。今までに無い斬新なスタイルの寄せ植えも、出来る限りご要望にお応えいたします。

最後に・・・バンダの株の仕立ては、一鉢の完成に至るまでこのように、様々な用具や卓越された技術が必要です。
お手元に当社のバンダが御座いましたら、花の美しさや豪華さだけではなく、その完成までの道のりにも思いを馳せていただけましたら幸いです。